小さな危機管理

今日のお昼ご飯は、近所にある全国チェーンの中華レストランにひとりで入りました。

食事中、口の中で何かの異物を感じたので見てみると、透明の小さなビニールの破片のようなものでした。

恐らく、調味料か何かを入れたときに誤って袋の破片が料理に混じってしまったのでしょう。

食事が済んで店員さんが「お下げします」と、やって来たのでその事を指摘すると「大変申し訳ございません❗」

頭を下げてから直ぐに奥へ入って店長か誰かに報告に行った様子でしたが、時間がないのでレジヘ向かうと、その会計中に店長らしき人が急ぎ足で近付いて来ました。

「どんなお詫び対応をするのかな?」と、興味深く観察していたところ、その店長は「申し訳ございませんでした」と、詫びながら【ごくフツーの100円割引券】を手渡してくれました(笑)

「異物が混入していたお店に、また今度来たら割り引くよっ」ってどういう対応??

可笑しくて思わず笑ってしまいました。

このお店は、この手の危機管理を日頃から準備してこなかったのでしょう。

自分ならどう対応しただろうか?と考えながら店を後にしました。

 

買い物リスク

いま、家人とふたりで「黄緑色のブドウ」を食べています。

曰く「アメリカ産だけど、いつもこの品種はハズレがないんだよね~」「別の果物だとぜんぶ美味しくないときもあるから・・」とのこと。

買い物をするとき「損したくない」心理は誰もが持っていると思いますが、特に女性はその傾向が強いのではないかと感じた瞬間でした。

自分のお財布からお金を出すときは、その金額に見合う商品やサービスを手に入れたいと判断したからこそなのでしょうが、その判断基準はあくまでも「主観」です。

ということは、「損したぁ~❗」と感じること自体に自分にとって最大の損なのかも知れません。

ひょっとすると、長きにわたる我が国のデフレ経済の原因は「損したぁ~❗」と言いたくないがために、誰もが買い物リスクを避けようと行動しているからではないでしょうか?

天職は選べない?

今日からblogを始めることにしました。
よろしくお願いします。

昨年独りで鑑賞した「ザ・ニュースペーパー」の舞台がとても面白かったので、家人や母親たちも観てもらおうと、昨日、日本橋三越劇場へ招待しました。

楽しんできた家族が持ち帰ったパンフレットを何気なく見ていると、そこには「舞台でたびたびネタにされている」小泉純一郎元総理のユーモア溢れる推薦コメントがありました。

小泉さんの衰えない人気の秘密は「政治家という職業に囚われない」思考回路にあるような気がします。

その道で名を残す人のタイプは大きく分けて
①若い頃からしっかり進む道を決めて深堀りする
②たまたまその道に進んだけれど、
置かれた場所で全力を発揮する
の二つに別れると思いますが、多くの場合は②のタイプであって、その方が実は人間的な魅力も増してくるのではないでしょうか。

その典型のひとりが、日本経済新聞の「私の履歴書」に今月から寄稿する高田明さんだと思いますから、今からとても楽しみです。

自分自身も少しずつ②の道を目指したいですね☺