買い物リスク

いま、家人とふたりで「黄緑色のブドウ」を食べています。

曰く「アメリカ産だけど、いつもこの品種はハズレがないんだよね~」「別の果物だとぜんぶ美味しくないときもあるから・・」とのこと。

買い物をするとき「損したくない」心理は誰もが持っていると思いますが、特に女性はその傾向が強いのではないかと感じた瞬間でした。

自分のお財布からお金を出すときは、その金額に見合う商品やサービスを手に入れたいと判断したからこそなのでしょうが、その判断基準はあくまでも「主観」です。

ということは、「損したぁ~❗」と感じること自体に自分にとって最大の損なのかも知れません。

ひょっとすると、長きにわたる我が国のデフレ経済の原因は「損したぁ~❗」と言いたくないがために、誰もが買い物リスクを避けようと行動しているからではないでしょうか?